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みえないものを、みる視点。

「道具をつくる道具」を、活かすお手本を見た

「無料データをそのまま3Dプリント 作業に出会える道具カタログ/事例集」の 書評を書きましたので、転載します。とてもいい本でした。 ____ 林園子氏・濱中直樹氏による「無料データをそのまま3Dプリント 作業に出会える道具カタログ/事例集」(三輪書…

態度リサーチvol.8 / 個人のプレイヤーが個を超えたチームで戦うことについて、サッカー研究者に聞く

態度リサーチ#8を更新しました。今回のテーマは、「個人のプレイヤーが個を超えたチームで戦うことについて、サッカー研究者に聞く」。 先日開催された東京オリンピック2020の男子サッカー競技はスペインに敗退しましたが、試合後のインタビューである選手が…

カードゲーム「甘えん坊ど」のクラウドファンディングがスタート!

昨年度上平プロジェクト(2020)の学生たちがクラウドファンディングに挑戦しています。「甘えん坊ど」というカードゲームを自分たちでデザインしたので、それを印刷してたくさんの人に使ってもらおうとするものです。学生たちはゼロ地点から、1年以上かけて…

態度リサーチ#7 / 音楽療法と言わないミュージックファシリテーターに、介護の場で音楽を活かすことについて聞く

音楽は、現在形で味わうだけでなく、遠い過去の自分と接続して内的な変化を起こしたり、共にいる他者と接続して心を共振させたりする不思議な力を持ちます。しかし、その音楽を"療法(セラピー)"として用いる場合、治癒する/される、それぞれの側に分断的な…

「フィールド演習」:新しい学びの実験を始めました

今年から、新カリキュラム3年生向けの新しい演習「フィールド演習」をはじめている。われわれは長年、学生起案型のプロジェクト演習を続けてきたけれども、それに安住することなく、時代の動きに合わせたもうひとつ先を展望した新しい学びを作っていこうとい…

須永剛司 ✕ 上野学 特別対談「現象学とデザイン」

5/27(木)の夜、若手のみなさんが集まる読書会のメンバーを母体にしたオンラインイベントを企画しました。情報デザインの第一人者の須永剛司先生(元東京芸大教授)とオブジェクト指向UIデザインを理論化し、常に一貫した鋭い言説で知られるデザインコンサル…

PodCast 態度リサーチ#6 / 心地よくない地で感じる心地よさについて、南極観測隊員に聞く

態度リサーチVol.6を更新。人類の多くは都市部にすみ、人工的に快適な住環境を形成しようとしてきました。その一方で「いま自分がここで生きている」という実存の感覚は、厳しい自然環境の中の方が強く湧き上がるのかもしれません。地球上においてもっとも過…

13年前にパイロットから聞いた、機械と人間の関係の話。

自動運転のことを調べていて、昔聞いたことを思い出したのでweb archiveから救出。 たしか妻の実家の周辺の方々とバーベキューしたときのことだ。もう13年前か。 ______________ パイロットから聞いた、機械と人間の関係の話。 May 5, 2008 11:06 PM kamihira…

PodCast:態度リサーチ#0〜#8をまとめて聴く

上平が試験的にお送りするPodCastです。何かをデザインする際には、知識や技術だけでなく、ものごとにどう向き合うかの、"態度"の側面も重要です。しかし、態度とはいったい何なのか、分かるようでなかなかつかみどころがありません。そこで、デザインとは一…

『三人称を超えて 」ー デザイン概念の輪郭をさぐる試み

経済産業省主催で、地域版高度デザイン人材調査研究の一環として、4回連続のオンラインイベントが開催されました。 3/4には、この第4回イベント 事例からひも解く!地域と共創するデザイン人材とは?vol.4「これからの地域デザインの在り方」 というタイトル…

未収録テキストの供養

本年度のフィールドミュージアム展の成果冊子を作っている。 その中のコンテンツのひとつ、「学生たちの活動記録」には履修していた学生たちの毎週のつぶやきや演習後のふりかえりを抜粋して掲載していた。 こんなかんじ。A5横。 が、数ページしか掲載スペー…

ものごとに向き合う「態度」について聞くPodCastシリーズ開始!

最近、研究のアウトリーチ(公開や普及の活動)として表題の新しい取り組みをはじめました。その背景を書いてみます。 _ 最近、デザインを学ぶ場が増えています。そこで専門家でなくても、(否が応でも)デザインについて語り、指導することを求められる場…

2021年、あけましておめでとうございます

新年、あけましておめでとうございます。 毎年恒例の活動まとめを書きそびれてしまった。昨年度はじわじわと精神を削られるような日々が続いたが、まだまだ続くんだろう。さきほど初詣にいって世界が平穏に成ることを祈ってきた。大学ではここのところの感染…

【コ・デザイン執筆裏話#1】秘技・文末ゆらし!日本語を書く際の不思議なテクニック

執筆を通してたくさんのことを学んだので、何回かにわけて執筆の裏話を書いていこうと思う。 ____ いまふりかえって真っ先に思い出すのは、文体や漢字/ひらがなのひらき方によってニュアンスが変わる、日本語ライティングの面白さである。僕自身はこのブ…

単著『コ・デザイン―デザインすることをみんなの手に』を上梓しました

12/21に、NTT出版から『コ・デザイン―デザインすることをみんなの手に』を上梓しました。3月頃にはほぼ書き終えたものの、いろいろあって時間が経ってしまいましたが、お陰様でなんとか無事に書店で販売されています。 "コ・デザイン"とは耳慣れない言葉だと…

「コンヴィヴィアル」の言葉の意味

未だ影響を持つイヴァン・イリイチの名著、「コンヴィヴィアリティのための道具」(1973)が出版され、もうすぐ50年経とうとしている。イリイチの思想はなかなか読み解くのが難しく、多くの人は、彼のいう「コンヴィヴィアリティ」や日本語訳された「自立共…

【高校生向け/教育者向け】オンラインワークショップ参加者募集

上平研究室主催で、12/26(土)にオンラインのワークショップを企画しております。珍しい2層式です。ご関心をお持ちの方、是非ご参加ください。 _______ 1)高校生向けデザインワークショップ―「文字のカタチの博物学:日常の文字からデザインの”細胞”…

Ethnography Lab, Osaka 特別セミナー Designs for the Pluriverse を巡って:デザイン、人類学、未来をめぐる座談会

こんなセミナーに登壇することになりましたので、お知らせ。 ___________ デザインと人類学の関係は近年ますます接近しています。そこで、大阪大学・人類学研究室と Ethnography Labでは、デザイン人類学をテーマとする座談会を企画しました。 20…

よみうりランドからオンライン授業に挑戦

10月16 日(金)。朝からよみうりランドに行く。ちなみに僕の職場からはかなり近くて、道路が空いていれば車で10分ほど。 午前中は秋らしく、とてもいい天気だ。夏には多くの人でごったがえしていたプールには誰もいないが、きれいな水が張られている。 さて…

デザインを「存在論的」に捉えるとは

最近、デザインと人類学の両側から構成されているような「デザイン人類学」の議論が海外の研究界隈で活発に起こっている。近年起こった人類学の存在論的転回の潮流の影響だと僕は理解しているが、なかでも重要なポイントとなるのが、この「存在論」という言…

【オンライン授業】先生が顔を出す必要は、どこまであるのか?

オンライン授業でよく議論になることに、「先生の顔は出したほうがいいのか、出さなくてもいいのか」がある。学生にアンケートで聞いてみても、「顔があったほうがいい気がするけど、別にどっちでもいい」という答えが多いようだ。教員の側も自分の顔を積極…

【オンライン授業】一斉送信と少人数ダイアローグを両立させる試み

後期授業が始まった。結局コロナ禍はおさまることなく、後期も演習科目以外はオンラインということになる。僕は演習科目多いので週に3つは対面授業があるのだが、これがまたなかなか辛い・・・。学生が楽しそうにしているのは何より嬉しいけども、みんな顔覆…

【ベネッセ連載】親もいっしょに創意工夫してみよう

ベネッセの連載9月分が掲載されました。8月に書いたものですが、前回のプログラミング教育の記事が長くなったので2つに分割したもので、具体的な事例を中心に家庭でできることを紹介しています。今回はツッコミどころ少なめ。 benesse.jp 記事中で触れている…

オンライン演習でのチェックイン/チェックアウト

前期授業が終わりに近づいている。強制的なオンライン授業、受ける側だけでなくする側も初めての経験ながら、なんとか無事に終了することができそうだ。オンラインではやはり限界があるなという感覚と、逆に効果的なこともあるなという感覚、いろんな気づき…

【ベネッセ連載】プログラミング「で」学ぶほうがいい

ベネッセの連載7月分。今回は編集部の要望でプログラミングに関する記事です。デザイン思考とつなげて解説してみました。 プログラミング学習は、上の子が小学校入りたての頃には自分の勉強も兼ねて自宅で定期的にやってましたが、だんだん抽象度が高まって…

「付箋を貼って進めていくアレ」は、ただ付箋を貼っているわけではない

先日、興味深いまとめ記事をみた。 グループで討論して付箋をペタペタ貼っていくようなワークは、現在広く行われているが、「はたしてあれは効果があるのか、最後に完成したものは写真映えはするが、終わったあとに何も得るものは無いし、 残るのは、みんな…

LT資料「語りと普及の中の相互作用」

日本デザイン学会情報デザイン部会のオンライントークセッションでかんたんなLTしました。資料を公開しておきます。

【ベネッセ連載】わたしたちの身体は、すわりっぱなしに耐えられない

みなさん、肩こりや腰痛に悩まされてませんか。私は肩こりがひどくて困っています。ベネッセでの連載、第二弾です。人間のからだは、座りっぱなしで生きられるようにできていないので、オンライン学習やリモートワークではもっと積極的に体のことを考えまし…

オンライン研究室の挑戦 / 作り手側の立場になってわかること。

オンライン授業について。先日書いた1,2年生の大規模演習の記事はわりと読んでいただけたようだが、今回は4年生の研究室のことを書いてみようと思う。ここ3年ほど7〜10名程度でちょうどいい人数から、本年度は13名の学生を引き受けることになり、久しぶりの…

ベネッセのメディアに寄稿しました

ベネッセ コーポレーション自社メディア「教育情報サイト」に、子供向けのオンライン学習についてのコラムを寄稿した。 benesse.jp そして、転載されてYahoo!ニュースにも掲載。ちょっと嬉しい。 headlines.yahoo.co.jp 内容は、本文内にある問いに対して、…