ITUではあまり学生の展示を見る機会がないなぁ,と思っていたら,9月に南デンマーク大から移ってきたLaurensと,オーフス大から移ってきたJonasの若手コンビがアトリウムでやってくれた.どこでもそうだが,若い教員は新しい試みをする.
中央の爽やかな青年がLaurens.南デンマーク大では学生に大人気だったそうだが,ITUでも大人気だ.先日DTUにお邪魔してある研究者と議論しているときに「これ参考になると思うよ」と論文を紹介されたのだが,著者がなんと彼.世間せまい.
修士1年(日本の学部4年)に対するグループワークで,「CARE」をテーマとしたサービスを考えるというもので,まあそこまで斬新なものがあったわけではないが,基本的なプロセスはちゃんと押さえていて,そういう演習なんだろう,と理解した.
こちらはその1週間後に行われた学部3年生の「デジタルエクスペリエンス&エスティティック」という演習.デザインというわけではなくデジタルコンテンツとして実装されていればなんでもありらしい.
暗闇でコードをカットして運が悪ければ爆発するアトラクション.ノリノリで楽しむボスのLone.
Oculusとルームランナー組み合わせたVRシステム.こういう派手なのは学生たち好きだね.
女性の理想のファッションとボディの変遷をテーマにしたインタラクティブアート.自分の好みをセレクトしていくと,どのくらい時代とマッチしているのか,ずれているのかを可視化する.
いろいろ音と光で反応するロボもどき.アルディーノで実装したらしいが,すがたかたちの好みが日本人と違って面白い.
デンマークの大学は教員の関与が少なくてかなり自由にやっている気がするが,学生達の作品を見て学生と話したりするとちょっと元気をもらう気がする.