エグモントホイスコーレンの学生さんたちに協力してもらって,現在制作中のツールキットのテストしてみた.エグモントは障害者のみなさんと健常者のみなさんが24時間生活しており,リアルな生活の状況から新しい発見をする,ことを可能にする場としてかなりよい条件を備えている場所なので,ここでテストできるのはとてもうれしいことである.
さて,何をつくったのか簡単に書くと,リビングラボのような,「デザインのための問題発見の環境をどうつくるか」を専門家と一般の参加者がいっしょに考えることを支援するツールで,
1)10のキーワードを組み込んだ,触れるインフォグラフィックス
2)それを解釈しながら作っていくための質問カード
からなるディスカッションゲームである.答えを用意してあるわけではなくて,話しながら「気がついてなかったこと」「考えなければならないこと」にだんだんと気付いていく・・・ような体験になることを想定したものである.
非常に抽象度が高いことを扱っているので若者達には難しいだろうな,とおもっていたが,やっぱり難しかったようだ.でも,実際にやってみることでいろんなことがわかるわけで,ものすごく沢山の収穫があった.
なんとかこの結果をまとめて発表したいところ.さて間に合うか.
ここのところ,薄めのブログ記事しかかけてないのはそういう理由なのです.