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みえないものを、みる視点。

真冬に楽しく過ごせる快適な空間:ロスキレ図書館にて

 

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日曜日に,家族でコペンハーゲン近郊にあるロスキレという街を訪問してきた.ロスキレは人口5万人ぐらいの街でコペンハーゲン中央駅から特急で20分ぐらい.15世紀まではデンマークの都だったそうで,世界遺産ロスキレ大聖堂にはデンマークの歴代の王様達が多数眠っている.大聖堂やバイキングミュージアムも面白かったが,午後にちょっと立ち寄った図書館が面白かったのでここでまとめておきたい.

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ロスキレ市にはいくつか図書館があるようだが,ここはその中央図書館と位置づけられているところ.いくつかの建物に分かれており,1Fと地下1Fで構成されている.

 

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サロンルーム.地元の人々の展覧会が開かれていた.

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通路.奇妙な発光するオブジェは図書検索用の端末機.新着図書も立ち止まって目に留まりやすいように置かれている.

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 キッズコーナー.この棚にはのぼって遊べるようだ.

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キッズコーナーの逆方向をみたところ.壁面の色使いがポップだ.ちょっと大きいこどもたちがボードゲームであそんでいる.

 

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キッズコーナー.パックマン(?)が床にプロジェクションされてモーションセンサーで遊べるようになっている.

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キッズコーナー.みんなでマリオカートデンマークの女の子達もカーレースやるんだね.

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キッズコーナー.ユニークなテーブルの中央にはPLUSPLUSの知育玩具がストックされている.そういえばこれもデンマーク製だ.

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中庭.寒い氷雨なので子供はだれもいなかったけど,オープンエアで遊べる場所になっている.

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ミュージックコーナー.簡単なステージがある.

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ミュージックコーナー.豊富なCDやレコードなど.

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入り口のアタリには「手芸カフェ」の看板がでていたのでカフェコーナーに行ってみると・・・

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もの凄い熱気!高齢者の方々が手芸を楽しんでいる.のんびりと会話を楽しみながら編み物の技術を教えたり教わったりしているようだ.

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地下は書庫コーナー.白壁にオレンジとライトブルー.サイン計画が洗練されている.

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ITコーナー.端末機が常設されている.

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市民のITリテラシー向上のために,いろんなワークショップをやっているようだ.

この貼り紙,色別にテンプレート化してあるし,スタッフが省エネで作れるようにしてある.書体はサインと合わせたAkzidenz Groteskってことは,ちゃんとグラフィックデザイナーが担当しているんだろう.

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いろんな告知も活発なようで,コミュニティの中心として生きている感じが伝わってくる.

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地域の歴史に関するアーカイブルーム.

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閲覧コーナー.館内はウェグナーのYチェアをはじめほとんど歴史的に有名な椅子ばかり.

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司書コーナー.ここでスタッフさんたちは相談に答えたりしている.

 

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本棚へ返却待ちのカート.よくみるとこんなところまでサイン類が統一されている.

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時間外返却コーナー.手続きは電子化されていてここから本を投入する. 

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 奥にはベルトコンベアで自動的におおまかに振り分けられる.コペンハーゲンの図書館で最初見たときはびっくりしたが,こういったベルトコンベアでヨーロッパの大型図書館では普通のようだ.

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外観はきわめて普通のレンガの建物なのだが.

この中があれほど凝っているとは想像できないね.

 

人口5万の街でこのリッチさか・・・と思わされるが,いくつかローカルニュースを探してみたところ,ちゃんと開館時間も貸し出し冊数も細かく利用者のデータをとりながら運用していることを知った.つまりそれなりに市民に支持されているからこそ,ここまで充実しているということでもある.

 

ここの図書館では,人々が集まって自分たちの文化をつくっているパワーを感じた.厳しい真冬だからこそ,こういったサードプレイスで楽しい時間を過ごすことは重要なこと.生きているコミュニティを観察するのは面白い.