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みえないものを、みる視点。

"参加"することはいかに実践されるのか?

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同僚の安岡さんと書いた論文がServdes2016というサービスデザインの国際会議にアクセプトされた.春の頃に二人でしていた議論で,参加型デザインって今では本場を離れてだいぶ広がっているけれども,実際のところデザインプロセスのどこにどんなかたちで参加しているのよ?ってのを図を中心に整理しなおしたもの.そこまで新規性があるような話ではないものの,みんなが見るための見取図としては意味があると思う.

 

僕のぼんやりした話を明快なロジックで表現していく安岡さんのエレガントな言語化能力には驚かされっぱなしで,かなり甘える形になってしまった.でも,とりあえずはITUに滞在したことの成果がひとつ出て嬉しい.

 

ちなみに議論の起点になったのは,以前,「情報デザインのワークショップ」を執筆したときに.情報デザインフォーラムのメンバー達とデザイン・ワークショップを分類したときに作った図表.ちゃんと繋げることができたのはあの時に一緒に考えたメンバー達のお陰でもある.

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Servdesは前回に参加した友人の評価が高くて関心もっており,コペンハーゲン開催という話をきいて一瞬喜んだんだが,日程は時期は僕の帰国後の5月(涙).さすがに休めないよなぁ.

 

ServDes.2016 | ServDes. | Service Design and Innovation ConferenceServDes.