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みえないものを、みる視点。

「問いの技法(How Might We)」ワークショップ

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5月6日にYahoo! JAPANにて開催された第4回 Xデザインフォーラムにおいて、午前の部でショート・ワークショップを実施してきた。

約100名の参加者に7名のファシリテータという大規模なもので、なかなかヒヤヒヤだったが無事に終えることが出来た。参加者のみなさま、ありがとうございました。

 

今回の内容は、「問うこと」を問うのがテーマで、こういったメタ的な知識はこれからますます重要になってくると思うので、スライドを公開しておきたい。お手すきの時にでもご覧下さい。

 

ベースにしたのは、古くからd.schoolでデザイン思考のメソッドとして知られているHow Might We Question。

英語版PDF

日本語訳PDF(βver:上平訳)

 

それに1)今進めている「シン・デザインの教科書」プロジェクトの多様な領域、2)昔に行われていたコピーライティングの方法、を組み合わせてみた。

 

今頃HMWかと思われるかも知れないけれど、意外とここにはフォーカスが当たりにくく、ちゃんと考える機会は少ないものだ。またHMWは英語圏でできた方法のため、曖昧な日本語との相性は良くないということが欠点としてあげられる。我々自身が日本語とマッチした問い方の形式知を生み出していくことが課題と言える。