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みえないものを、みる視点。

クリエイティブシティコンソーシアムでの公開ディスカッションに参加した

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9/27の午後、クリエイティブシティコンソーシアムという組織で進めているプロジェクトである、フューチャーワーク・ワーキンググループの公開ディスカッション「欧州におけるリビングラボの調査研究報告と日本におけるオープンイノベーションの可能性」に登壇してきた。

creative-city.jp

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昨年度、東急電鉄社とコクヨ社の委託を受けて、デンマークを中心にいくつかのリビングラボを取材し、それをどう日本社会にいかすか、の調査レポートを書いたのだが、その報告会である。ITUの安岡さんと二人で議論し、主に彼女が文章を書き、僕が図版やレイアウトなどを担当したのだけど、良い感じにお互いの長所が補完し合い、とても立派な報告書ができたのだが、事実上お蔵入りになっていたところ、やっと終わることができた。せっかく書いたので公開できるといいのだけど。

 

リビングラボに関しては、いろいろ見て、調べて、たくさん議論して考えた結果、自分の関心はリビングラボであるかどうかはどうでもよく、リビングラボという名前がつかなくても、そこに「問いを見つける」「どんどん試す」「いっしょにつくる」などの豊かな共同体をつくることができればそれで十分だな、と考えている。