デンマークは6月18日に総選挙が実施されることが決まった。その翌日から、街のありとあらゆるところに候補者の看板がはりだされている。こちらでは全世代で8割以上の投票率があるようで、テレビでもずっと選挙の話をしている。特に今回は今年初頭のテロを受けての移民政策が争点になるようで国民の関心も高いようだ。
さて、ポスターはクローズアップで印象付けるところはどの国もそれほど変わらない手法な気がするが(参考として僕の過去ブログ記事「ポスターウォッチャー」)、いろんな表現があって面白い。
この候補者なんて、まるでマッカーサーのようだ。(よくわからないけどこの写真にはいくつかのネタが仕込まれているらしい)
ちなみに、ポスターの中のアルファベットは政党を表していて、政党ごとに政策の方向性が明確にされている。VはVenstreという政党で、conservative-liberal。中道寄りの右派、というように。
うちの近所でも。
思わず二度見したのがこの赤ちゃん。被選挙権あるのかよ、ってツッコミ入るところだが、よくみると一枚上のカスパー氏と同じ名前であることがわかる。彼のキャンペーンだ。生まれながらにして数十億の国の負債を背負う、このあかちゃんたちの世代のことを強調しているらしい。あざといとも言えるけど、作戦としてはうまいものである。
↓この記事にいろんな変なポスターまとめられてます。