コペンハーゲン市内でももっとも人通りの多い広場のひとつであるKongens Nytorvは、僕も乗り換えで毎日通っているのだが、ここのところメトロの新駅をつくるためにずっと工事中で、仮囲いが張り巡らされている。
それを活用したアートや広告が毎度面白い。上の画像は「あなたの隣人を知ろう」みたいな街の多様性理解促進のキャンペーンで、表札(地域名)のついたドアを開けると、その中のそれぞれの地域ごとに特色ある住民の室内写真が用意されていて、ドアを開けて出会う、というもの。本物のドアが付いていてみんな興味深そうにガチャガチャやっている。
こちらも普通の絵を描いているのかと思ったら、仮囲いの中にある本来の広場を絵で再現しているようだ。ある角度から見たら、コンテナの部分が綺麗に重なってトリックアートのように透視できる。
週替わりでいろんな実験が行われていて、さながらここは街のキャンパスのよう。こういった工事現場ということをわすれされるようなアイデアを考えるのは楽しそうだ。
展望台があって工事現場を眺めることもできる。上の写真とはまだだいぶ違う。
展望台の壁にはなんとインフォグラフィックスが四方に張り巡らされていた。