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みえないものを、みる視点。

「光る!TAROをつくろう」住民参加型アートプロジェクトとしてのイルミネーションのお手伝いをしました

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春から企画をお手伝いしてきた岡本太郎美術館のプロジェクト、「光る!TAROをつくろう」のイルミネーションが1月9日まで美術館入り口付近(川崎市多摩区)で開催中です。僕らがこのプロジェクトに関わった経緯は下のエントリの通り。

kmhr.hatenablog.com

上平研究室のS君がプロモーション活動を担当し,研究室のO君がウェブサイトをつくりました.

www.ne.senshu-u.ac.jp

内容を簡単に紹介。ライトアーティストの森脇さんが、自分の技法をもとにだれでも出来るような制作方法を編み出して、両面染めの色紙を使うとか、基底剤をどうするかとか,和紙どのサイズが貼りやすいかというノウハウを重ねながら美術館のスタッフ達がいろんな場所でワークショップを実施した.そうして地域の人々にTAROのアートにインスパイアされたオリジナルな照明オブジェを作ってもらった、というプロジェクト。できあがったオブジェは想像以上に多様性があってとても面白い。

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街灯をつつむオブジェの他、室内には子供達がつくった風船型の張り子。(こっちのほうが安定してないので、実は数倍難しい)

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美術館の中で、飛び入りの人たちでつくりあげられた巨大な球体オブジェ。

森脇さんいわく、「TAROの造形言語はプリミティブなので子供達の切り絵でもエッセンスを取り入れやすくて、それぞれの解釈がまた良い感じになるんだよね」とのことだったが、本当にそうだ。よくわからないが確かにTAROを再解釈したような原始的なパワーを感じる!

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ぼくが作ったやつ。大学のサテライトキャンパスでワークショップを実施した時、僕は当初見学だけの予定だったのだけど、参加者のみなさんが楽しそうにつくっていたのでうずうずして作りたくなったのだ。割と良いところに飾ってくれた!

 

お近くにお立ち寄りの際には是非。1/9には撤去されます。