コペンハーゲンは小さな街なので,「地球の歩き方」レベルの観光目線で街を歩くと1週間も滞在すると見るところが無くなってしまう.そんなわけで日本からデザインを勉強したい,と期待して視察にやってきても,ミュージアムやショップ以外の面白い場所を探すのはなかなか難しいと思う.たまに「どうやって情報みつけているんですか?」と聞かれるのでちょっと書いてみたい.
僕の場合,人づてに聞くことは多いけど,やっぱり基本はフィールドワークだったように思う.面白い場所には情報も人もあつまってくるものだ.まずは気になった場所に突撃してみてそこから広げていく,という方法が一番好きだったし.実際,RasmusともRosaとも出かけた先で偶然出会って,そこからオフィスを訪問して話を広げることができた.
もっとも大きな出会いだったと言っても過言ではないArki_labのRasmusとの出会いはこんな感じ.
上の写真は4月にNさんと一緒に来たコワーキングスペースのRepubkken.
この間ここのカフェに行った際にStart Up Guide Copenhagenというマイナーな本を手に入れた.コペンハーゲンのスタートアップシーンについて,どの場所にどんなカルチャーがあるか,今どんなユニークなビジネスが立ち上げられているか,などのホットな情報がまとめられている.外国人はなかなかこういうのが見えないが,こういう本をうまく見つけられると「街の中でみかけたアレはそういうことだったのか」と観光ではない面白さが倍増するので便利である.