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みえないものを、みる視点。

空港の中を移動する

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子連れ旅行者にとって、空港はしんどい。ベビーカーをカウンターで預けた後、 いくつかある手荷物といっしょに子供を担いで移動するのはかなり体力を消耗するのだ。

日本の成田も羽田も空港内でベビーカーを貸してくれるが、空港によってはなにも準備してないところもある。例えばロンドンのヒースロー空港とか。

その点、コペンハーゲンカストロップ空港は独自デザインのカートを用意していて素晴らしい。これは子供も乗れて荷物もおけて楽ちんに移動でき、かつ省スペースなのでショップの中での小回りも効く。

 

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こちらは、フィンランドのヴァンター空港のカート。reimaというのは子供用アウトドアウェアメーカーで、つまり「こどもが乗ることができる広告」である。うまい作戦。だが、荷物が積めないので、結局荷物用のカートをもうひとつ別に押すはめになるのが残念だ。というわけで、個人的な評価としてはカストロップ空港カートの勝ち。

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同じくヴァンター空港にて。不思議なキックボード。これはスタッフ専用だが、これに乗ってスイスイと移動しているのは子供的には格好いいらしく、いろんな子供が乗りたがっていた。

 

キャスターのついたスーツケースは、移動に難儀していたたった一人のキャビンアテンダントの姿から発想されたといわれている。「空港の中を移動する」いうニッチな場でもいろんな可能性が見つけられるのは観察として面白い。