25日(火)はFrederiksberg市のシニアデーという高齢者向けイベント。Frederiksbergはコペンハーゲン市の中心近くにあるが別の市で、ハイソな方々が住んでいるキレイな街である。Give&Takeプロジェクトのみなさんがブースを出展するそうで見学に行ってきた。
お年寄りのお客さんと出展者でけっこう賑わっている。高齢者向けということもあって会話もパネルもほぼデンマーク語なわけで、これはもう全く力になれそうもない・・・。だが、珍しいアジア人がいると結構お年寄り達が面白がって英語で話しかけて来てくれた。
プロジェクトのメンバーは頑張って営業している。成果物はこのFrederiksberg市で運用実験することが決まっているので地元の人々への周知は重要だ。
数台のタブレットでデモ。手にとって体験できる。
先日記事を書いた、CoDesign with youth in KosovoのリーダーだったRasmus君が新メンバーとしてジョイン。彼はまだ若いのにファシリテーションスキルが本当に高い。見知らぬ高齢者ともまったく抵抗なく話している。
集められたコメント(※メンバーがフィードバックを手短にまとめたもの)によると、「IT苦手だから私には無理だな〜」「あんまり使いたくないな〜」と言う声と「これはいい」「是非使ってみたい!」にくっきりと分かれているそうだ。まあそうだろうな。でも多くのサービスがそうだけど楽しそうに使っているところを見て参加したくなるものだし、なんとかみなさんの生活の中で定着してほしいもの。
デンマークでもこいいう泥臭い営業は不可欠なことを知って、ちょっと意識を改めた。戻ったら展示会やオープンキャンパスにも力を入れなきゃ。