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Kamihira_log at 10636

みえないものを、みる視点。

ロスコルームで模写する子ども達

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テートモダンのロスコルーム。ロスコはレストランの壁画を依頼され、なんども描き直ししながら40枚の大きな連作絵画を描いた。が、紆余曲折あった末、その連作は彼の死後に3つの美術館に分かれて収蔵されることになったという。その一つが日本の川村美術館のロスコルームで、一つがこのテートモダンのロスコルームである。

薄暗い室内の中で、ぼんやりと現れては消えるような、微妙な色合いの矩形に包まれていくような、言葉にならない体験をした。しばらく瞑想せずにいられない荘厳な空間だった。

 

ぼーっと絵を眺めていると、ドヤドヤと子ども達が楽しそうに入ってきた。どうやら写生大会のようで、どれでもいいので自分で選んだ絵を模写するという課題のようだ。模写にロスコの抽象画を選ぶとは、何を考えているのかw それにしても子供のうちにこういった優れた芸術に触れられるとは、ロンドンっ子は羨ましい。ロンドンの美術館は、テートモダンや大英博物館含めて多くが無料である。