読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Kamihira_log at 10636

みえないものを、みる視点。

グラフィックデザイン

視点万華鏡:対話における質問を考える機会

4月上旬,2年生のガイダンス後に,初回までの事前課題としてちょっとしたアイデアを試してみた.自分たちの対話の場で使う質問を考えてもらうというもの.Question Cardsってのは海外では割と普及していていろんなキットになっているが,日本ではあまり見な…

かたちから入る方法

PBLの勉強会で写真を整理していたら、今年の2年生の演習の荷物棚の写真を見つけた。チームごとに割り振られた棚の前に貼ってあるポスターは、「チームフラッグ」と僕が勝手に呼んでいる簡単なワークによるものである。 チームが作られても最初のうちは学生…

小さなデザインの重み

デザインと一言で言っても、大きく二つの方向性があるように思う。物事や人の行動の全体像を「広く」見渡しながら要所を繋いでいくような行為と、造形やUIのエレメントを「深く」吟味し、細部にこだわってチューニングしていくような行為である。 前者は"大…

自分の経験が投影される「何か」

先月の11月18日のこと。研究室の学生が進めている立体インフォグラフィックスの実験を授業の中でやってみた。この取り組みには、単にインフォグラフィックスを立体化する、というのではなくて、見るだけの状態を越えて、作っていく過程を組み込むことで、あ…

「ズレ」をデザインする

バスや電車の座席付近で展開されているDet er go stil(それがクール)というシリーズが面白い. 上のステッカーには,「ペットを乗せるのは歓迎だけど,床に座らせるかバッグの中にいれてくださいね」と書いてある.文章はわかるが,なぜピクトグラムが恐竜な…

"デンマークにおける電子商取引の統計データ2015"が面白い

オンライン決済サービスのDIBSが発行している「デンマークにおける電子商取引の統計データ」が情報の視覚化にこだわっていて,なかなか面白い.また電子化の進むデンマークの現状についてきっちりと数字で示されていることも大変貴重だと思われる.日本の統…

仮囲いを楽しくするPart2

「仮囲いを楽しくする」の第2弾. オフィスに行く途中に経由するメトロのDR Byen駅は開発途中で大規模な工事中なのだけど,不思議な仮囲いが目に留まった.iPhoneで撮影してみた. 風に反応するオプティカルな仮囲いというのは面白い.単純な仕掛けなのに,…

Kontrapunkt 社を訪問する

11月26日夕刻.お誘いで,Kontrapunkt 社を訪問.ここはグラフィックデザイン界では超がつくほど有名な事務所だ.日本にもオフィスを開いているそう.この日はもう仕事終わりだったようでほとんど人は居なかったが,とても広々としたオフィスだ. 日本人スタ…

ポルト市(ポルトガル)のVIがすばらしい

youtu.be TRADERS Projectの飲み会の時にポルトガル人から教えてもらったポルト市のビジュアル・アイデンティティが興味深かった.シンプルな図形の組み合わせで,パターンとして組み合わせて展開できる. For each citizen Porto represents a different th…

認知症の人々と共につくるデザイン

日本から高齢者のコミュニティの調査に来られた研究者と飲んでいる時に,ふとRitaのことを思い出した.元気にしているかな.彼女はグラフィックデザイナーで,高齢者の認知症の人々を対象に,コミュニケーションデザインは如何なる可能性を持つのか,という…

外からの視点で日本の情報をデザインする:フライブルグ・フォルマーデザイン訪問

10月16日 (金)、スイスのバーゼルから、ドイツのフライブルグへ移動。といっても電車で40分。この日の午前中にフライブルグで情報デザイン事務所を開設されているフォルマーデザインを訪問する。入り口まで辿りついてみると、おお、まるでお城のような建物!…

人々が議論を楽しめるような仕組みを作ること:スイスで見た二つの展示

バーゼルの歴史博物館に立ち寄った際、「Point de swiss」というとても興味深い展示をやっていた。パブリックスペースとインターネットで収集したデータをベースにした統計のアートプロジェクトである。国民にプレイフルなサーベイ方法で根掘り葉掘りいろん…

タイポグラフィの聖地、チューリヒとバーゼル

グラフィックデザインのセオリーとして50年ほど前にスイスから発信されたタイポグラフィ、通称スイス・スタイルは今日でも偉大な影響があるわけだけども、僕ら外国人としてはなかなかその文化的な背景までは理解することができない。というわけでせっかくヨ…