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みえないものを、みる視点。

映画「かぞくいろ」で、昔の記憶を蘇らせる

12/8、所用のついでに、近くのシネコンで映画「かぞくいろ」を見てきた。僕を知る人には、そんなヒューマンドラマ系の映画見る趣味あったっけ、と思われそうだ、この映画とはちょっとした接点があるのだ。 映画の概要は以下の通り。 地方のローカル線を舞台…

四半世紀の時間を超えた体験

生きていると、人生には時々思いがけないことが起こるものだ。 2ヶ月ほど前のこと、たまたま検索した先でMax Billのドキュメンタリー映画がスイスで作られていたことを知った。Max Billとは、スイス生まれの画家/彫刻家/デザイナー/建築家であり、バウハウス…

2018年度プロジェクト発表会のお知らせ

今年も12/15(土)に、専修大学ネットワーク情報学部全3年生によるコア演習科目「プロジェクト」の発表会を企画しています。 我々の学部のPBLの特徴は、テーマを教員や企業から与えらえるのではなく、学生自身が仲間を見つけて起案し、指導してくれる教員を…

グラレコしてもらう

11/5(月)、東京女子大にて講演。現代教養学部の中に、心理・コミュニケーション学科コミュニケーション専攻が新設され、デザインも学べるようにカリキュラムを作り直したのだそう。 今回の講演は渡辺先生にお招き頂いた。連続講座の4回目に位置づけられる…

冗談を冗談で終わらせないで、実行する力

Mária Filep (Debrecen) and Dr. László Magas (Sopron) open the border gate - which has already been "opened" half an hour before by several hundred East-German refugees without any protocol. 世界史に疎くてあまり知らなかったことだが、世界の…

始まる「情報デザイン」の視点:神奈川県教員研修会講演より

10/20(土)の午後、神奈川県の情報の先生達にデザインの研修を担当する機会をいただいた。題目は「始まる『情報デザイン』の視点」。共通教科「情報」の学習指導要領の大幅改訂に際して、後手に回っている印象のある情報デザインの学習分野だが、神奈川県の情…

デザイン・ウィズ・ノンヒューマン:Xデザイン学校公開講座より

ちょっと前の話になるが、9/10にXデザイン学校公開講座で講演してきた。Xデザイン学校では他の講師陣が豪華なこともあり、僕は変わった問いを投げかける変化球投手の役割だと理解している。昨年度は「デザインすることはGiveすること」で、今年の題目は「デ…

「当事者」をとらえるパースペクティブ

日本デザイン学会の機関誌であるデザイン学研究の「当事者デザイン」特集号に寄稿しました。発行されるのは当分先だし、アカデミアの人以外には届かないコンテンツなので、ここで初稿を公開しておきたいと思います。ウェブで読みやすいように一部の体裁は変…

共通の敵をつくる増幅装置

Facebookで引用してくださってる先生がいらっしゃったので、東京都高等学校教育研究会での講演(先日作った冊子「すべての人がデザインを学ぶ時代に向けて」に収録)の冒頭の一部を抜き出して掲載します。スライドは以下のエントリ内にあります。 kmhr.haten…

冊子「すべての人がデザインを学ぶ時代に向けて」を制作しました

科研費のプロジェクトで、情報デザインの教育者に向けた小冊子「すべての人がデザインを学ぶ時代に向けて」を制作した。A4変形の全88Pで、講演録と教材5点を濃縮して収録している。日本語タイトル、そして英タイトルの「Toward an Age When All People Do De…

老子とブルーノ・ムナーリ

何年か前に買った「老子」の思想についての解説書を本棚から取り出してみた。そういえばこの本を買ったのは、僕がデザインにおける姿勢/態度を説明するときに時々使う「柔よく剛を制す」という言葉が、日本発祥ではなくて、老子の思想だということを知ったた…

巨匠達のデザイン態度

デザイン態度のリサーチを初めてから、過去の偉大なデザイナー達の発言が目に留まるようになった。時折ハッとさせられる真摯な言葉ばかりなので、メモとしてまとめていきたいと思う。そんなわけでDesign Attitudeのタグを作ってみた。いまのところ記事2つ。 …

専門学科「情報科」のデザイン重点化

今年の春に告知された新学習指導要領で、普通科の高校生も必修でデザインを学ぶ時代になるという記事を過去に書いたところ、大きな反響があった。 kmhr.hatenablog.com 実は情報デザインという項目は、専門学科「情報科」においては、一足早く現行の指導要領…

ブログの行き先/ 自分のメディアを持つこと

このはてなブログはバナーを消すために有料版にしている。消してブログで金儲けしたいわけではないが、請求見るとちょっと考えてしまう。やっぱり「赤」になるのは避けたい。 それほど真面目に書いてないとは言え、このブログはそこそこアクセスある(月に1…

書籍「ワークショップをとらえなおす」でワークショップの奥の深さを垣間見る

慶応SFCの加藤文俊先生から新著「ワークショップをとらえなおす」をご恵投いただいた。ありがとうございます。隙間時間を利用して読んでみたところ、表題の通りのワークショップのあり方を問いなおすクリティカルな議論が展開されていて、思わず仕事を放り投…

【過去記事再掲】学生と一緒に出演した教育映像「tunnel man」が公開

この記事は、2012年7月7日に書かれた以前のブログ記事を再掲しているものです。 _____________ 教育映像Tunnelman シリーズの "TunnelMan Episode 5 Permafrost history" が公開されました.2010年の夏にアラスカのフェアバンクスに滞在してい…

オリンピックのボランティアに見る「意欲」のデザイン

今度の東京オリンピックでボランティアを募集しているという話が、悪い意味で話題になっている。 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会大会ボランティア募集要項PDF そんな専門性の高い仕事を無償でやらせるのか、という非現実的な計画に多くの人が…

看護師のためのグラフィックデザイン

データ整理しているときに、偶然懐かしいものを発掘した。10年前、看護師向けの専門雑誌で「看護師の方々にデザインの力を知ってもらう」という連載記事があって、僕にバトンがまわってきた時に作ったもの。見開き2ページを使って自由に考えるという企画だっ…

当意即妙!

5月末に出版された「ビデオによるリフレクション入門—実践の多義的創発を拓く」がめっぽう面白い. 以前にもちょっと書いたことのあるThe Reflective Practitioner( 邦訳「省察的実践とはなにか」)という名著があるのだけど,その本の解釈ををめぐって冒頭…

トーク番組風グループインタビュー

5月末から2年生のインタラクションデザイン基礎演習の最終課題「2020東京オリンピック・パラリンピックのためのデザイン提案」が始まっている.昨年までのかわさきコンフィズリーからバージョンアップさせた新しい課題である.今学生達がリサーチに取り組ん…

「いま,情報デザインを学ぶこと / 教えることの意味」:都高情研での講演より

6/2(土)の午後,東京都の情報の先生達によって組織されている東京都高等学校情報教育研究会(都高情研)の研究協議会にお招き頂いて,「いま,情報デザインを学ぶこと / 教えることの意味」という題目で講演をしてきた. 昨年度のAdobe MAX教育セッション…

「問いの技法(How Might We)」ワークショップ

5月6日にYahoo! JAPANにて開催された第4回 Xデザインフォーラムにおいて、午前の部でショート・ワークショップを実施してきた。 約100名の参加者に7名のファシリテータという大規模なもので、なかなかヒヤヒヤだったが無事に終えることが出来た。参加者のみ…

悲しい泥

これは何に見えるだろうか? 泥?そう、なんてことのない乾いた泥である。 実はこの泥、落下したツバメの巣である。 毎年うちの大学の棟にはツバメが巣をかけ、ある時期はとても賑やかになる。でも今年はヒナの声がしないなぁ、と思っていた。エレベータで乗…

ロルフ・ファステのハイブリッド的考え方:デザイン教育の系譜1

Rolf Faste(1943-2003), Stanford University professor 自分が影響受けたことの系譜を記述する、という超個人的なシリーズを思いついたので、時間みつけて書いてみたいと思う。 初回はロルフ・ファステ教授。日本ではほとんど知られていないけれども、デザ…

リスクを取らなきゃ創造はできない

先日のこと、カリキュラム改訂のための学部内の勉強会でうちの学部長が配布した参考資料がとても興味深かった。その資料は、全米カレッジ・大学協会(Association of American Colleges & Universities)が開発したVALUEルーブリックである。 ルーブリックと…

科研費基盤Cに採択されました

本年度の科学研究費助成事業の基盤研究Cに新規採択されました.題目は,「態度形成のプロセスに着目した 教育者向けデザイン学習プログラムの開発」.デザイン態度(Design Attitude)とはいったい何で,どのように形成されるのかを分析した上で,主に高校の…

「情報デザイン」という言葉の説明

DMM社のジャングルのようなオフィスにて収録された,デザイナー源賢司さんとの対談がDMMのオウンドメディアに掲載された. inside.dmm.com こうやってさらっと読める記事になってしまっては見えないことだけれども,僕にとっては記事になる前の対談の体験と…

お笑い芸人とコンビを組む

先月に渋谷で開催されたUX dub Vol.3のレポートが公開されている。僕とお笑い芸人の野村くん(オシエルズ)のコンビでインプロのワークショップを実施した時のもの。 www.ajike.co.jp 僕のスライドもここでも公開。 UX dub vol3.full2 from Takahito Kamihir…

"厄介者"をめぐる、ご近所協働。

(岡本太郎美術館の2017年度教育普及記録集に寄稿したエッセイを転載) ___________________ 一見マイナスな物事を、別の視点から見ることで価値を生み出せないだろうか? 専修大学上平研究室では、学生たちとそんなデザインの実験をして…

ぐるぐる検索ワークシート(30circles改)

30circle頭脳活性化のための30circlesのワークシートをつくりました。人力で脳内を検索するという意味で、google検索パロディの「ぐるぐる検索」というネーミングにしています。ここにアップしておきますので、自由に印刷してお使いください。 (3/20のUX du…